運営者について
Purugrid(ぷるグリ)は、小さなお店のための予約管理サービスです。大げさな機能や難しい設定を削ぎ落とし、毎日の予約管理をシン「ぷる」に軽くすることを目指して、個人で開発・運営しています。
開発のきっかけ
なぜ Purugrid をつくったのか。
予約管理のシステムは、世の中にたくさんあります。でもそのほとんどは、大きなお店やチェーン店に向けてつくられたものです。機能が多いぶん月々の料金は高く、設定も複雑で、「予約さえきちんと管理できればいい」という小さなお店には、どうしても大げさすぎるものでした。
私が時々行く個人経営のクリニックでも、紙の台帳を使って予約をやりくりされていて、それでも「システムは高いし、難しそうだから」と導入をあきらめてしまう状況を目の当たりにしていました——。
Webエンジニアとして何かできることは無いだろうかと考え、思い切って自分のアイデアを提案するところから開発をスタートしました。その後、要望やフィードバックを取り入れつつ、エンジニアとしてのこだわりも詰め込んで現在の形になりました。
Purugrid は、機能を欲張らない。画面はとことん分かりやすく。料金は、無理なく続けられる金額に。会社ではなく個人がひとりで開発・運営しているからこそ、この形を守り続けられると考えています。
大切にしていること
シンプルさ、セキュリティ、誠実さ。
シンプルでわかりやすく。機能を増やせばサービスとしてわかりやすい売りになる。一方で、使いこなすためのハードルは上がる。ぷるグリでは誰でも簡単に扱うことができるように「引き算」の姿勢で開発しています。また、全ての画面に操作ガイドを設置し、その画面で何ができるかを数行で確認できるようにしています。
厳重なセキュリティ。システム全体の設計、データの暗号化と保管、不正なアクセスへの防御、ソフトウェアの脆弱性、開発環境や認証情報の保護。多岐にわたる層で、詳細な検討と入念なチェックを行なってきました。現役エンジニアとしての知見に加え、Mythos 級の AI モデルによるレビューも取り入れて安全性を高めています。今後も継続的に強化を行なっていきます。
誠実であること。お問い合わせは開発者本人に直接届きます。全ての内容を確認します。担当者を挟んだ伝言ゲームがないぶん、いただいた声はそのまま次の改善につながります。(要望を取り入れるかどうかについては、上記のシンプルさとの兼ね合いがあるので判断次第となります。)
ひとりでも、止めない仕組み
「人がやると間違えたり忘れたりすること」は仕組み化によって対応。
考えたことは、すべて書き残す。機能を作る前に、設計や懸念点を必ず文書にまとめてから実装しています。障害対応やデータ移行の手順書も整備し、「開発者の頭の中にしかない」状態をなくしています。明日の自分は他人だからです。
網羅的な確認テストと解答集。画面ごとの確認観点——正しい操作、誤った操作、境界になる値——を書き出して管理し、公開前にはチェックリストを1つずつ消し込んでいます。
見張りは機械に任せる。システムの異常やエラーは自動で監視され、問題があれば開発者へ通知が届くようにしています。私が眠っている間も、見張り役は起きています。
AIとの協力。自分の書いたプログラムは、自分では疑いにくいものです。なので Mythos 級の AI モデルによるレビューを繰り返し実施し、設計とコードを多角的な視点で点検しています。
こうした取り組みは、外側からは見えません。大きな会社が提供するサービスであっても内側の仕組みや管理体制の良し悪しは使う側からはわからないものです。 なのでここでは、直接的な機能のアピールではなく、見えない部分の話を書きました。お店の掃除と同じで、見えないところの丁寧さを大切にするのが「ぷるグリ」の価値観です。
これからも、長く使えるサービスへ
個人が運営するサービスと聞いて、「ある日突然なくなってしまわないか」というのは気になる点だと思います。
Purugrid は、最初から「長く続けること」を前提に設計しました。徹底したコストの最適化によって運営者にとってもユーザーにとってもランニングコストが大きな負担とならないように調整しています。
また、各画面の操作感や説明文・機能性についても、現時点を100%の完成とは考えておらず、引き続き自身のエンジニアとしての力、そして何よりもユーザーの皆様のご意見を元にチューニングを継続していく予定です。
小さなお店の毎日に、静かに寄り添う道具であり続けること。それが Purugrid の目標です。
感謝を込めて
開発にご協力いただいたお店の皆様へ
毎日の業務の中で感じたことを、率直なご意見として寄せていただきました。いただいた声のひとつひとつが、いまの画面や機能の形につながっています。心より感謝申し上げます。これからも、皆様の声を大切にしながら育てていきます。
N2 さんへ
品質評価(テストの設計・実施)
開発と運営は私ひとりで行っていますが、品質の確認では N2 さんのお力をお借りしました。テストの設計から実施まで、作った本人では気づけない視点で丁寧に確かめていただいたおかげで、安心してお届けできる形になりました。本当にありがとうございました。